Thromboelastogram(TEG) ⑥ Point-of-careモニター



大量出血のシーンでは、凝固線溶系は決してPT, APTT, 血小板, fibrinogenの値だけでは、簡単に解釈できない複雑な病態が背景に絡んでいることがわかる。そこで、病態の把握に有用とされるのが上記のThromboelastographyである。全血検体をカップに入れ、内部でピンが回転運動をすることで凝固反応、線溶反応を惹起し、それによる血液の粘土をグラフに示したものである。それぞれの項目の解釈は下記の通りとなる。(TEGの他にROTEMという機会もあるが、基本的な測定原理は一緒である。)




また波形の現れ方によって、下記のようにある程度の解釈が決まっている。



日本ではクリプレシピテートを使用できる機会があまりないため、TEG/ROTEMの使用も限定的となっている印象を受けるが、米国でこの検査に携わる医療者は、この上記の図のようなメモをポケットに忍ばせ、検査を解釈しているという話も聞く。


参考:LiSAコレクション 症例で学ぶ周術期の凝固・線溶の管理 香取信之著

https://www.amazon.co.jp/LiSAコレクション-症例で学ぶ周術期の凝固・線溶の管理-香取信之/dp/4895928306/ref=sr_1_2?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=38DCCUAJ2WVSR&keywords=凝固+線溶&qid=1649481652&s=books&sprefix=凝固+線溶+%2Cstripbooks%2C164&sr=1-2

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