よいリサーチ・クエスチョンの条件として”FINER”が提唱されている。医学教育研究にも応用できる概念なので、”FINER”に自分のリサーチ・クエスションを当てはめて考えてみよう。
Feasible:実行可能である
Interesting:興味深い
Novel:新規性がある
Ethical:倫理的に許容される
Relevant:社会に求められている(切実である)
さらに、Measurerable(測定可能である), Modifirable(要因やアウトカムは変えられるか), Structured(構造化されている), Specific(具体的である)が概念として追加された、京都大学の福原氏らが提唱する”FIRM2NESS”をチェックしてみよう。
研究成果により診療や教育現場を変えたり、制度や政策を動かすような研究に従事したいものである。
(参考)
Stephen B. Hulley et al. Designing Clinical Research: An Epidemiologic Approach (2001).
福原俊一ら. リサーチ・クエスチョンの作り方(2008)
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